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2007年10月30日

たまには映画鑑賞

 最近、家族がレンタルDVDを借りてきてくれるので、映画を見る機会が前より少し増えました。
 先日見たのが、『HAPPY FEET』というアニメーション。「踊るペンギン」としてちょっと話題にもなっていたので、いつか見たいと思っていた作品です。
 ストーリーもちゃんとありますが、それで魅せるというよりは、とにかくペンギンが踊る、ということが重要なお話に思えました。これがなかなか可愛いかったです。
 考えてみると不思議なのですが、ただペンギンが踊る、ということが、どうして人の心を動かすのでしょう。
 アザラシの水槽や、オランウータンの空中散歩で有名になった旭山動物園に行った時にも感じたことですが、大勢の人が同じものを見て、同じように驚いたり喜んだりしている、しかも自分もその中にいて、同じ心の揺れを感じているのは、日常あまりない不思議な経験でした。
 野球やサッカーなどのスポーツを、テレビではなく、生で観戦するのとも似ているでしょうか。
 あまり熱狂し過ぎて我を無くしてしまったらと考えるとちょっと怖いので、比較的冷静に熱くなれる野球が、自分は好きですが。

 さて、この『HAPPY FEET』という映画、途中まではわりと何も考えずに楽しく見ていたのですが、ラストがちょっと印象的でした。
 見ていない方のためにくわしくは書きませんが、「踊り」がみんなを結びつけ、なんだか世界を救ってしまう(?)ような感じです。
 言葉の通じない者同士が「踊り」でつながるシーンが、説明的なセリフがなくても、不思議と納得できてしまいました。なんだか訳もなく体を動かしたくなってしまいます。

 映画はだいたい2時間くらいの短い時間に、いろんなものがつまっています。目が弱いのであまり頻繁にとはいかないのですが、また時間のある時に見る作品を、今から物色しておこうかな、と思っています。

投稿者 YUKI : 09:27 | コメント (0)

2007年10月26日

こんなことってあるんだなぁ

昨日、マラトさんからメールがきました。
彼は、サンクトペテルスブルグのチャートラ・アカデミィで
日本伝統芸能を教えていた時、
レニングラード大学の学生で、
よく通訳で手伝いに来てくれた。
そののち、岡山大学の大学院に国費留学でき、
つい先頃「与謝野晶子研究」で文学博士になり、
ロシアに帰国した。
そののち、彼からの連絡は途絶えた。
それが、
Eメールが来たのだ。


小夜子様
 こんにちは!ご無沙汰しております。
私は今ふるさとのChelyabinskにいます。
プライベートで日本語を教えたり、
インターネットのプロジェクトを進めようとしたりしています。
小夜子さんは相変わらず忙しそうです。いつも驚いています。
Chelyabinskのコンサートホールの前を行くとき、仰天しました!
小夜子さんはChelyabinskまでもくるだと!
(小夜子さんの演技の宣伝の写真を送りします)。
ぜひ、家のChelybinskのことを紹介したいです。
スケジュールを教えてください。
それでは、
Do svidaniya!
Maratより

なんというラッキー。
マラトさんの故郷でわたしは舞台に立つのだ。
早速マラトさんに返事を出した。
「舞台手伝ってください!」と。
マラトさんは、きっと喜んで私の通訳として手伝ってくれるだろう。
彼にお土産何がいいかな・・・
あちらでは日本ブームとかで、
日本の本も翻訳され、出版されているとのことなので
ロシアの人たちに読んでもらいたい本を
もって行こうと思う。
今日は、マーシャと森本さんと今井さんの4人で
雨の中渋谷のハチ公前で待ち合わせして、
鰻屋さんにはいった。
マーシャから航空チケットを貰う。
今井さんにいろいろ教えてもらう。
久しぶりのロシア、
相当のバブルらしく、
規則もまた変わっているらしいので、
今日2人からしっかり話を聞けてよかった。
森本さんもわたしも一安心。
準備をしっかりやって、
あとは心配しすぎないでゆったりと
旅を楽しむ。

投稿者 城谷小夜子 : 21:09 | コメント (0)

2007年10月25日

「頑張れ」の代わりに

皆様、いかがお過ごしでしょうか。日本ハムファイターズの日本シリーズ進出を喜ぶ龍之介です。クライマックスシリーズが第5戦までもつれ、ロッテの先発が苦手としている成瀬投手との対戦のときはどうなることかと思ったのですが、見事に勝つことができ喜びも一入です。
相手も昨年と同じく中日ドラゴンズに決まり、リベンジに燃えているだけに厳しい戦いを余儀なくされそうですが、ヒルマン監督や田中幸雄選手に有終の美を飾ることを期待しています。特に根拠はないのですが、4勝2敗で日本ハムが日本一になるんじゃないかと予想してみます。
できれば、札幌ドームで日本シリーズを生で観戦したいと思っているのですが、チケットの争奪戦が思った以上に倍率が高く、その点では私も厳しい戦いを余儀なくされそうです。

そんな訳で、活躍を期待したいのですが、あまり「頑張れ」という言葉は使いたくありません。現に選手は一生懸命頑張っているのだから、これ以上「頑張れ」と言うのも変な気がするのです。
更なる期待を込めてという気持ちもあると思うのですが、あまりにも安易な気がするのです。とりあえず「頑張れ」と言っておけばそれでいいやと言う、おざなりな感じがするのが理由の一つかも知れません。正直、何も心に響かないとまで感じることがあります。

ですから、「頑張れ」という言葉の代わりに、TPOに応じた励ましの言葉を考える必要があると私は考えています。
例えば、私は相手をフォローするときであれば、「いつもよくやってるね」とか「その点が凄いと思うよ」など、見守っていることをアピールできるような言葉をかけて励ますように心がけております。 
基本的には相手を理解し、思いやることが何より大事なことではないでしょうか。

それとは別に、とにかく応援したいとか活躍を期待したいというときは、「健闘を祈ります」とか「幸運があるように祈っています」という願いを込めることがあります。
それに併せて、ボディランゲージで応援しているというメッセージを込められれば、気持ちも伝わるんじゃないかと思っています。特に、親指を立てたり(グッドラックのポーズ)、拳を突き上げたりして、自分の強い気持ちをアピールしたいという気持ちが入っていれば、おのずと何かしらのポーズが取れると思います(あくまで私の体験談ですが)。

相手の気持ちに沿って、心をひとつにすれば、きっと想いは届くと信じています。この気持ちを忘れることなく、日本ハムの選手の活躍を信じています。そして、健闘を祈ります!

投稿者 龍之介 : 00:11 | コメント (0)

2007年10月22日

コミュニケーション

10月18日に行われた
中野区教育委員会主催の家庭学級講座は
好評でした。
テーマは、「思いやりコミュニケーション」
わたしが日本伝統演劇の人間だということで
江戸しぐさのこともしりたい、との要望で、
実習では
「江戸しぐさ」と、
ピーター・ブルックの「コミュニケーションの取り方練習」
そして、
発声法も伝授しました。
それぞれの年代に応じて悩みがあるもので、
生きている限り、コミュニケーションでは悩み続けるのが
大方の人々なのかもしれません。
悩みは尽きないということです。
ときたま、
ちょっと離れたところで勉強会なんかを受けると、
意外な自分を発見できるかもしれません。
心理療法カウンセラーとして
ほんのちょっと
お母さん方の役に立てたかもしれません。

投稿者 城谷小夜子 : 17:39 | コメント (0)

2007年10月16日

そして巡りゆく・その2

 前回、1つの季節の終わりになんとなく寂しくなるのはなぜだろう、と書きました。
 自分が周りの世界に置いていかれているみたいで、なんとなく寂しくなるのかもしれない、とも書きました。
 自分1人いなくなっても、世界は何も変わらない。こんなセリフを聞いたり見たりしたことのある人は多いと思います。案外、昔から、ため息と共によく使われてきたフレーズなのかもしれません。
 感想は人それぞれでしょうが、ある意味、嘘ではないよなと自分は思います。

 これに対し、人は1人1人大切な役目を持って生まれてくる(だから無駄な人間なんていない)っていう考え方もあります。
 実は昔、学校で習ったんですが、有名な外国の歌の歌詞に、そういうのがあるらしいです。先生は若い頃それを聞いて、とても感動したと言っていました。
 自分の感想は、もう1つだったんですが(笑)。
 当時は、「始めからやることが決まって生まれてくるなんてかなりつまらないなー」と思ったものです。
 「理由なくこの世にやってくる」っていうのだって、かなり良いじゃないですか(笑)。

 だけど、「感動した」っていう先生の気持ちに共感できないかと言えば、そんなことはなかったと思います。
 矛盾はしてないですよね。
 共通しているのは、必然にしろ偶然にしろ、「この世界に生まれた」という奇跡に対する、驚きや、気持ち。

 冒頭に戻りますが、「自分1人いなくなっても、世界は何も変わらない」っていう言葉は、一見疎外感を表しているようにも見えます。
 でも、考えようによっては誰しもが、そういう「何も変わらない」1人。世界はそれが集まってあるわけで。
 みんな同じなんですよね。人間はみんな違うけれど、そういう意味でもつながっていたりする。
 季節の変わり目、ふと寂しいような気がしたら、そんな思いをとりとめなく巡らすのもおもしろいかもしれません。

投稿者 YUKI : 09:50 | コメント (0)

2007年10月15日

ヘルスケア教室で講演

城谷小夜子です。
平成19年度の「暮らしと健康を考える講座」(全10回)
第6回目に城谷小夜子が講師として招かれました。

11月15日(木)「うつを一緒に考えよう」と題して
実技をれて講義します。

みんなと一緒にからだを動かしたり、
大きな声を出したり、笑ったりして、
2時間で、「なんだか元気になったな、からだも心も軽くなったな」
と感じていただけたらと思います。

千葉県君津市八重原公民館 10:00〜12:00 
0439-55-1840 担当:高野さんです。
城谷小夜子(しろたに)のブログを見たと言ってください。
まだ、お入りいただけると思います。

投稿者 城谷小夜子 : 17:54 | コメント (0)

1年2ヶ月経ちました

皆様、いかがお過ごしでしょうか。クライマックスシリーズでの日本ハムファイターズの活躍を期待している龍之介です。
このブログを書いている段階では、1勝1敗とどうなるか分からない展開だけにちょっとやきもきしています。ロッテは投手陣が強力で、短期決戦に強いイメージがあるので、そう簡単には勝てる相手ではないですが、地の利を生かして、日本シリーズの出場権を勝ち取って欲しいものです。特に稲葉選手に期待!

話は変わり、今頃になって、このブログに書き始めてもう1年2ヶ月が経ったことに気が付きました。
率直に感じたことは、ここまでよく続けられたってことですね。もともと長続きしない性格で(以前、自分でHPを作ったものの、完全停止させた経験あり)、どこまで続けられるか内心冷や汗ものだったのですが、何とか続けることができました。これも周りの人の支えがあったからこそだと思います。
改めて振り返ると、あまり文章力が上がっていないような気もします。仮に1年前に書いた没ネタが手元にあって、それを今書き込みしても誰にも気づかれないかもしれません。 あいにく、没ネタはお蔵入りにしたので、そんなことはできませんが。
書いていくうちに文章力が上がるかと思ったのですが、なかなかうまくは行かないようです。基本的に徒然なるままに勢いに任せて書いているのが最たる理由なのかもしれませんが。

あと、テーマや中身もあまりカウンセラーらしくないものが多いのですが、これにはちょっとした理由があるのです。
本来なら、最近のニュースなどに対する見解や感想を述べるのが一番いいのかもしれませんが、そういう内容の日記ばかりでは全体の雰囲気が重くなって、見ている人に敬遠される気がしたのです。
ですから、見ている人に気軽に楽しんでもらえるよう、なるべく何気ない日常をテーマにしたものを書くことをモットーにしているのです。漫画雑誌で例えると、大河ドラマのような長編作品の合間にちょこっと挟まっている四コマ漫画みたいに考えて頂ければ分かりやすいかと思います。

そんな風にして、なるべく気負いを失くすようにしたからここまで続けられたのかもしれません。特に、何かを始めるときにこの気負いが強すぎると、すぐに力尽きてしまい、更新停止させてしまった自分のHPのようになってしまうので、最初からあまりペースを飛ばさないというのは物事を継続させていく上では、かなり重要なことかもしれません。
ただ、ここら辺でいつもとちょっと違った切り口のブログを書こうとも考えています(あくまで気負いがない程度ですが)。どんな感じになるかはまだ決めていないのですが、これからもよろしくお願いします。

投稿者 龍之介 : 11:01 | コメント (0)

2007年10月09日

ロシア大使館へ

家の思い切ったリニューアルは
無事終了。
明るいクリーム色の壁に、囲い塀は薄いダークピンク色にしました。
すっかりきれいになりました。
これ雨漏りも安心。

さて、ロシア公演が近づいています。
10月23日にささやかなお披露目会をやります。
ビザ申請を初めて自分でやりました。
神谷町の大使館へ行き、ドキドキしながら申請書類を書きました。
親切な旅行者の人がいて、書き方を教えてくれました。
アエロフロートに電話して、荷物のことを聞いた方がいい、と
アドバイスして貰い、すぐに電話。
よかった〜、1キロオーバー7600円とわかり、一人20キロでおさめることと、
機内持ち込みの手荷物も10キロまで。
浄瑠璃三味線だけでも重いので、服は着込んで行こうかと
同行の森本さんとはなしました。
モスクワでの乗り換えもちょっと心配。
今から心配しても無駄なので、用心だけして、
あとはプログラムの稽古に専念します。

関東のかた、
お披露目会に来てください。お待ちしています。メール下さい。
info@wanowa.org です。

投稿者 城谷小夜子 : 17:02 | コメント (0)

2007年10月06日

個人的なクイズ嗜好

皆様、いかがお過ごしでしょうか。日本ハムファイターズのリーグ優勝に喜ぶ龍之介です。ただ、これで日本シリーズ出場が確定と言うわけではないため、手放しで喜べず、複雑な心境でもあります。盛り上げるためとは言え、何か回りくどいような気がします。

さて、ここ最近はテレビ局も秋の改変期ということで様々な特別番組が放送されていました。自分自身が見たものを振り返ると、「IQサプリ」や「タモリのジャポニカロゴス」、「クイズヘキサゴン」などのレギュラー番組の時間拡大版も、「クイズミリオネア」や「クイズ雑学王」、「オールスター感謝祭」などの番組改変期ならではの特別番組も、クイズ番組に偏っていたような気がします。他のジャンルの番組を見ていたんですけど、比率で言うと圧倒的にクイズ番組が多いのです。
これもすべてクイズ番組が好きというのが大きいのですが(もしくはクイズ好きとも言うらしい)。

クイズ番組が好きな理由として最たるものは、あれやこれやと考えて、ふっと答えが思い浮かんだときの喜びが大きいことですね。
「IQサプリ」などで難しい問題が出ても、ふっと答えがひらめくことがあり、しかもそれが正解だったときは、思わずガッツポーズを作ってしまいます。
以前聞いた話では、答えが出た瞬間、脳内に幸福感をもたらす神経伝達物質があふれ出るらしく、それによって快楽を得られるらしいです。笑うことによってエンドルフィンが分泌されて、気分が良くなるのと似た感じとも言えるでしょう。
この他に、新聞や雑誌などで身につけた知識がクイズの問題として使われたときにも同じような気持ちになります。
カウンセラーとして、見聞を深めるための学習は欠かすことができず、それがちゃんと実を結んでいることが証明されている気がするのが大きいのかもしれません。私の中ではストレス解消としての度合いもかなり大きくなっています。

仮に知らなかった問題が出た場合でも、新たに知識を得ることで、どこかで話のネタとして使えるし、他のクイズ番組で似たような問題が出ることもあるので、決して無駄にはならないと思います。不要な知識が一切ないのですから、使い勝手がいいとも言えるでしょう。
クイズで常に頭を使うことで、脳年齢も若いままでいられるので、今後もクイズ番組は見続けると思います。
これが私のストレス解消法であり、自己啓発の手段の一つなのですから。

投稿者 龍之介 : 11:29 | コメント (0)

2007年10月05日

江戸しぐさ

江戸しぐさ&日本伝統文化をとりいれた
「コミュニケーション」の講演を頼まれた。
この10月18日。
ことばと行動に、その人が出る。
考えてからするのではなく、とっさに出たものが自分なのだ。
くせになるまで くりかえす
いつの日かそれが習慣となり、くせとなる。

2つの出来事があった。
高野山にお参りに行き、帰りに、ケーブル乗り場の売店でコーヒーを買った。
売店の売り子さんに120円支払った。
「ありがとうございます」と手を合わしたあと、その年配の女性はお金を受け取られた。
すばらしい、と思った。
こちらも頭を下げた。
三宮でタクシーに乗った。
行先を伝えて「お願いします」といったが、運転手さんは無言。
降りるときお金を払ったがまた無言。
「ありがとうございました」と言ってタクシーを降りたがついに無言。
もう1回乗ったタクシーの運転手も同じく無言だった。
う〜〜〜ん、売り子さんは手を合わせ120円を受け取り
タクシーの運転手2人は640円に無言。
「ありがとう」の一言で場が和むのにな…

自分の仕事=生活=人生=命を
ありがたいものと受け取っている人と
気づいていない人の差だ。

くわばらくわばら
自分のくせを自覚したい。

投稿者 城谷小夜子 : 05:49 | コメント (0)

2007年10月01日

9月29日は父の命日

 23回忌をした。親戚が集まる機会はますます減り、とうとう家族だけの法要となった。
あれから、20年以上も経ってしまった。

 思い起こせば、旅立ちの一ヶ月前、初めて、一人前の人間として接してくれた。それまでは、私が何を言っても、父は相手にしてくれなかった。ちっとも聴いてくれず、必ず、お説教が始まった。しかし、その日は違った。ベッドの上に胡坐をかき、話を最後まで、私が話し終わるまで、聴いていた。「それで、どうするんだ?」と尋ねる父。「えっ」と予期せぬ言葉に驚き、おずおずと「こうするつもりだ」と答える。すると「そうか、そうするのか」と父。ほんの、ちょっと考え込んだようだった。しかし、驚いたことに、私の言葉を、そのまま受け取ってくれたのだった。

 青年期は父に反発したが、同じことをして、父に勝つ自信はなかった。何をやっても、一番になる自信に満ちている人だった。ただ、人を育てることでは、勝てそうな気がした。

 あの日は突然だった。土曜の午後、野球部にノックをつけている時だった。呼び出しの電話が入った。動揺しなかったのは、予感していたからかもしれない。安らかだった。

 人生は、いろいろなことがある。浮き沈みもある。七転び八起きだと、偉そうに言える歳になってしまった。生前、「幸福とは、難しいものだ。」と酔って笑っていた場面を思い出す。「何が幸せかは、各人によって異なるから。」
 父は越えられる壁でなければならない、と思う。子にとっては越えられるかどうかわからないからこそ、冒険なのだ。

投稿者 恵比寿 : 22:59 | コメント (0)

そして巡りゆく

 しばらくご無沙汰してしまいました。もう10月です。
 ついこの前まで薄着していられたのに、ここ最近は急に気温が下がり、「寒い」を連発した日もありました。
 9月は気温の差が大きい月なんだと実感しています。それにしても、我が家では扇風機と電気ストーブが並んで置いてあったりもしたくらいで、今年は特に変化が急だったのかもしれません。

 ともかく秋が来たのだと、(夏が終わったのだと)嫌でも実感させられております。
 1つの季節の終わりって、なんとなく「あーあ」ってため息が出たりしませんか。「時間がたつのって早いなー」って。
 あれってなぜなんでしょうね。季節の終わりに限らないと思いますが。
 以前にもどこかに書いたような気がしますが、自分が気づかないうちに時間が流れているようで、自分が置いていかれてるみたいで、なんとなく寂しくなるんでしょうか。

 ともかく秋です。
 今年も川に鮭がのぼり、山にはキノコがはえ(川辺にも出るけど)、渡り鳥達はやがて南下を始めるのでしょう。
 1年もここまで来ると後は早いです。気がつけば2007年の大晦日を迎えているかもしれません。それまでには、まだまだ何かがあるはずですが。
 あっという間かもしれないけれど、それでも何かに気づくかもしれない。それが時間。

 自分が何もしていなくても時間はたつらしく、ニュースを見ていると、毎日世界では色々なことが起こっています。
 私の好きなプロ野球も、気がつけば大詰め。
 日本ハムファイターズ、パリーグ連覇おめでとう。
 優勝の決まった翌日、北海道新聞には稲葉選手の素敵な手記が載りました。
 「野球を楽しむチームカラーは、新庄さんの遺産だ」「日本一になって監督を胴上げして送り出したい」など、印象に残った言葉が多かったです。
 プレーオフ改めクライマックスシリーズが今から楽しみです。

投稿者 YUKI : 12:40 | コメント (0)