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2007年09月26日
September Rain
皆様、いかがお過ごしでしょうか。ここ数日、気温の変化が激しいせいか、体調を崩してしまった龍之介です。
数日前に観測史上最も遅い真夏日を記録し、その翌々日には最高気温が20度前後となれば、体調管理も難しくなりますね。半袖を着れば寒く、長袖を着れば暑くて脱いでしまうと言うどっちつかずの状態ではさすがにしんどいです。それが9月の特徴だと言うのであれば、甘んじて受け入れるしかないのですが。
この他に9月の特徴といえば深まり行く秋を知らせる雨がありますね(地域によってはまだまだ真夏日が続き、秋の気配を感じさせないところもあると思いますが、以降の文は私が住んでいる札幌市を中心に考えていることをあらかじめご承知ください)。
「秋の雨は一回降るたびに気温を下げる」という言葉があるように、雨が降るたびに次第に風が冷たくなり、あれだけ暑かった夏の日々が遠ざかるのを実感します(この前の真夏日は例外として)。
また、しとしとと降り注ぐ雨音がどこか淋しさを秘めているように感じられ、切ない気分になります(特に夜に降る雨がそういう気分にさせる)。こんな日は、なぜか森高千里の「雨」が聴きたくなります。別に詩的な気分を味わうわけではないんですけどね。
あと、日の長さが一気に短くなるのも特徴のひとつですね。
「秋の日はつるべ落とし」という言葉があるように、9月だけでも30分から1時間は日没時間が早まるとのことです。この前、秋分の日を迎えたことで、今後は昼よりも夜の時間の方が長くなりますし、一気に秋の気配が深まりそうですね。
今年はラ・ニーニャ現象の影響もあって、なかなか気温が下がらず、秋の気配を感じられないという人も多いかと思いますが、ゆっくりでも確実に秋は深まっています。
突然の気温の変化で体調を崩す危険性があるので、体調管理には十分気をつけて下さい。
急激な気温の変化についてこれず、痛い目に遭った男からのせめてもの一言として、頭の片隅にでも入れていただければ幸いです。
2007年09月14日
無理している時
頑張れ、という言葉は人を追いつめてしまうことがある。
逆に「無理しなくていい」と言うのも結構難しい、と最近思っています。
なぜかというと、自分が無理しているということに気づくのも、実は難しいことだから、ではないでしょうか。
どのくらいが自分にとって「無理」になるのか。それはその人が自分自身と向き合いながら、時間をかけて、少しずつ知っていくしかないことなのかもしれません。
自分のこともそうですが、身近な人が無理をしている姿を見ているのは辛いもの。
いくら「無理しなくていいよ」と言ってみても、本人がそれに気づいていなければ伝わらない。
でも、明らかに疲れているし、イライラしているし……自分を追いつめている。
何もできなくて、結局ただ見ているだけなのが歯がゆい。皆さんは、そんな経験はないでしょうか。
そういう時、「こうすればうまくいく!」みたいな回答は、きっとないんでしょうね。
家族とか、自分の大事な人が困っていて、それを助けるためにできることがあるなら、誰だって喜んでやるでしょうけど。実際には、何をしたらいいのか途方に暮れることも多くて。
ギリギリ追いつめられている時というのは、気がつけば悪い方悪い方を選んでいたりするもの。
余裕のない精神状態であっても、時にはホッと息をつく瞬間がやってきます。そういう、傍目には「何もない」時間にこそ、自分を振り返ることも多分あるのではないでしょうか。
その時ただ静かに話を聞いてくれる誰かがいたら……。
まあそれが無理なら、ともかく完全に1人になれる空間が守られていたなら。
どちらの場合でも、やることはただ「待つ」ことかもしれません。ほとんど何もやっていないようにうつるかもしれません。
「あなたを信じる」と言って、実際には相手を見ようともせず思考停止してしまうのとは違っていたり、けっこう難しかったりもします。
本当の意味で「待つ」というのは、実はとても尊いことなんじゃないかと思います。
能動的な秋
皆様、いかがお過ごしでしょうか。空が高くなるのを見て、段々と秋の気配を感じている龍之介です。まだ、暑さがあまり和らいでなく、夏の装いでも大丈夫なのですが、それでも季節の流れはゆっくりと変わりつつあるようですね。
そんな訳で、今年の秋はどんな秋にしようかと考えていた折、友人から興味深い話を聞くことができました。
友人が言うには、食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋、読書の秋、八代亜紀(お約束)など色々あれども、どの秋も能動的に楽しむのが一番だと言うのです。
例えば、食欲の秋であれば、単に秋の味覚を楽しむだけでなく、自分で料理を楽しむとより一層食欲の秋を満喫できると言うのです。また、芸術の秋でも絵画を鑑賞するだけで済ますよりは自分で絵を書いたり、工作に励んだりするのが良く、スポーツの秋は、言うまでもなく観戦するよりも自分が体を動かすことで秋を満喫できるとのことでした。
どうやら、芸術の秋をテーマに掲げておきながら、結局鑑賞だけで留まった去年の自分はまだまだ芸術の秋を満喫しているとは言えないようです。ただ、今年はそれほど芸術の秋に傾倒する予定がないので、自分で料理を作り、それを味わう(もしくは誰かに振舞う)食欲の秋を実行したいと思います。盛り付けに少しこだわれば、それはそれで芸術の秋にもなりそうですし。
いっそのことサンマを七輪で焼いてみようと思ったのですが、あいにく七輪を持ち合わせていないし、マンション住まいなので外で焼くのも難しそうなので、それは諦めることにしました。
尚、読書の秋はもともと能動的に本を読んでいるのだから、これ以上の発展形はないんじゃないかと尋ねたところ、「自分で読むだけでなく、作品を書いてみればいい」と返されました。要するに、小説を読むだけで飽き足らず、自分で書いてみろとのことでした。
それはそれで面白そうですが、そんなに簡単に書けるものなのでしょうか。
ドラマや小説を見て、たまに自分でこういう展開があったら面白そうだなと考えることはありますが、それで一つの話を作るのはとても大変そうな気がします。ただ、そんなことを考えている一方で、ちょっとやってみようかなと考えている自分もいるのですが。
秋はセンチメンタルな季節だけに、ちょっとだけそんな雰囲気に流されて、ロマンチストを気取って、小説を書いてみるのも悪くないかな、なんて考えています。本当に書ければの話なんですけどね。
2007年09月10日
色を見てます
城谷小夜子です。
リニューアルのきっかけは、
台所の戸がはずれたことでした。
お風呂場のノブもさび付いて毎日「いやだなぁ・・・」と暮らしてました。
義母の一周忌と初盆を終え、
2月に家を出た娘も7月に入籍をしました。
4人から夫婦二人の生活にシフトするのに、
遂にリニューアル決行。
小さな家ですが、
この暑い夏の時期でしたので
出来上がったときにはほっとしました。
1階の内装をだけでしたが、
なんと、2階のベランダが腐っているのがわかり、
大々的に外装をリニューアルすることになりました。
屋根は数年前に直したので、
外壁、ブロック塀、窓枠の色を考えてます。
今まで気にしたこと無かったけれど
よそのお家の外壁の色を
見て回っています。
屋根はグレイ、白の壁に、焦げ茶色の窓枠なので、
こんどは
明るいクリーム色にしようかな・・・
ブロック塀は、赤さび色がいいかなぁ・・・
これからもずっと暮らす家なので、
飽きの来ない、
汚れがめだたない
明るい気持ちになる色を
選びたいと思います。
色を選ぶのも楽しみの一つです。
2007年09月04日
奇跡を起こす力
皆様、いかがお過ごしでしょうか。9月になって少しは涼しくなったかと思いきや、それほど涼しくならず、まだ暑さ対策に頭を悩ませる龍之介です。今頃になって夏の疲れがどっと出てきました。
あと、あまり残暑が厳しいと秋になって気温の変化が激しくなるため、体調管理にも注意しないといけないですね。風邪を引かぬようくれぐれも気をつけましょう。
さて、今回は前回書いた通り、夏の甲子園の感想をテーマにお送りします。
決勝戦が終わってもう10日以上経つのに、まだ劇的な試合の余韻が残っています。
私自身、佐賀北高校が7回に2点を奪われ、4対0となった段階で、広陵高校の優勝はほぼ決まりかなと思っていました。
それだけに、まさか8回の裏に一挙5点、しかも逆転満塁ホームランが飛び出すという展開には、思わず目を見開き、息を飲み込んでしまいました。あと、あくまでも個人的な印象なのですが、ホームランが出た瞬間、球場全体が水を打ったかのように静まり返ったように思えます。それがまた劇的な印象を強めているのかもしれません。
野球の名門校ではない公立高校が、甲子園で初勝利を遂げた後、引き分け再試合や優勝経験のある帝京高校との激闘を経て、決勝戦での逆転勝ちという激戦の軌跡は、まるで一本の映画でも見ているかのようにも思えました。
そして、全国の高校球児に「自分たちにだってチャンスがあるかもしれない」と夢を与えただけでなく、格差社会にあえぎ苦しむ多くの人々にも「頑張れば自分達だって、何かをやり遂げられるかもしれない」という夢も与えてくれたような気がします。
チャンスは一部の限られた人間だけが手にできるものではなく、誰にでも手に入れられることを佐賀北高校の球児たちは身を持って証明してくれたのですから。
そして、佐賀北と言えばすっかり「ミラクル」という称号が定着してしまいましたが、この称号も、誰でも簡単に手に入れられるものなのです。なぜなら、奇跡(ミラクル)は偶然と違って自分で起こせる能力があるからです。
そして、手に入れる方法も至って簡単です。「自分には奇跡(ミラクル)を起こす力がある」と常に信じ、その信念に赴くままに行動するだけでいいのですから(自分自身に言い聞かせると更に効果的)。
あとはどんな形であれ、できる限り結果を残せば周りは「ミラクル」という称号を与えてくれるでしょう。
最初は「なんだそんなことか」と鼻で笑われるかもしれませんが、一度でも成功し、奇跡を起こすという印象を周囲に与えれば、見方もきっと変わるはずです。そうすれば、あとはジンクスのように定着化するのみですから。
ただ、そこまで行き着くまでには当然努力の積み重ねが必要なのは言うまでもありませんが。努力なくして得られる奇跡はなく、また努力なくして得られる栄光もないのですから。
とは言え、私もまだまだ未熟者。この言葉をかみしめて日々努力するのみです。