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2007年08月31日

赤い月を見て

 8月28日の皆既月食、ニュースその他でご覧になった方も多いと思います。
 太陽、地球、月が一直線に並び、月が地球の影に入ってしまうことによって引き起こされるこの現象。
 一晩の内に、月が満ち欠けする特別な夜です。
 そして月が完全に地球の影に入ってしまっている間だけ、いつもとは違う、暗く赤い月を見ることができます。
 日本で観測されるのは6年ぶりらしいです。

 事前の予想では、天候に恵まれず観測できない地域も多いと見られていた中、幸い北海道では好天になるとの予報。
 あの夜は、自分も何度となく窓を開け、あるいは屋外に出て空を見上げました。
 本当に月が赤くなっているのを見るのは、やはり不思議です。
 昔の人は、きっと何か不吉なものを感じたりしたのでしょうね。
 逆に、古代文明の天文学は実は随分優れていたらしいので、ひょっとしたら何千年も前の人が、月食が起こる理由を知っていたかもしれませんが。

 驚いたのは、月食が終わった後です。
 赤い月が消えて、煌々と輝く白い月が細く現れたのを見て、日頃見ていた月はこんなに明るかっただろうかと、ちょっと感動してしまいました。

 地球とか宇宙とか歴史とか、気の遠くなるようなスケールの大きな話が好きです。
 人間のルーツだって、元をたどればそこにつながっているんですよね。

投稿者 YUKI : 10:19 | コメント (0)

2007年08月26日

オルゴール博物館(2)

 手作りのオルゴールは職人の魂を感じてしまう。
手先が不器用で、ものづくりは下手なだけに、良いものにあこがれを抱く。

良い仕事をしているなと思う。
音楽を聴きたい人が注文する。あれこれと指示を出し、職人はそれにこたえるべく持てる力のすべてを使って造り上げる。それこそ、部品のひとつひとつから作り、組み立てていく。
値段は、両者で相談して決め、それが職人の生活費となり、日々の糧となる。多すぎず、少なすぎない。

しかし、暑い。

清里のソフトクリームの味は最高だった。高脂肪で、きめ細かく、すぐに溶け始めるので、落とさないように、コーンを回しながら、舌ですくわなければいけない。


投稿者 恵比寿 : 20:25 | コメント (0)

2007年08月25日

佐賀北高校

城谷小夜子です。
高校野球が大好きです。
今年は家のリニューアルでばたばたしていましたが、
ラッキーにも
帝京×佐賀北高校を見ることが出来ました。
いや〜、もう本当に胸が苦しくなるほどのいい試合でした。
延長13回裏で、ついにさよならの1点。
帝京ナインの涙は、佐賀北高校が負けた場合の涙でもありました。
どちらが勝っても負けても不思議ではなかった。
しかし、野球の神様は
佐賀北高校になにか役目を与えられたようです。
決勝戦は、広島広陵との対戦。
広陵の野村投手の前に、佐賀北ナインは
バタバタと三振をとられ、
見ていて「あ〜、手も足も出ない」とみんな思った筈でした。
ただ、広陵の攻撃に、かろうじてピンチを毎回くぐり抜けているなぁ、と
感じたけれど、
7回裏で3者凡退。三振13個。
しかも8回表に、広陵は2点追加し4−0。
ほとんどの人はこれで勝負が決まった。
「決勝戦にしては、一方的な負け方でつまらない・・・」と思ったわたし。
ところが、
8回裏に、久保投手がヒットででて、続いてヒット。
野村投手がめずらしくフォアボールをゆるし、1ダウン満塁。
次のバッターを、なんとなんとまたフォアボールで押し出しの1点を佐賀北に与えてしまった。
3番バッターの副島君。
かれはこの大会で2ホームランを打っていた。
まさかの満塁ホームラン。
決勝戦での満塁ホームランは13年前に佐賀商業依頼のことというのも因縁!
9回表、2ダウンでバッターに立ったのは
これまた不思議、広陵の野村投手。三振でゲームセット。
あ〜〜あ〜〜、人生は何が起きるのか
本当に分からないということ。
諦めないということ。

佐賀北高校の野球部室の前に書いてあることば
「・・・ピンチの神様は
かならずチャンスを用意してくださっている。
ピンチの時に
愚痴を言ったり
くさったりしないことだ。・・・」

なんという素晴らしいことば。
そして、体力作り。
今回の佐賀北高校の監督さんから
たくさんのことを学んだ。

感動をありがとう、すべての高校球児たちへ、こころからの感謝を捧げます。

投稿者 城谷小夜子 : 15:09 | コメント (0)

風を感じるとき

皆様、いかがお過ごしでしょうか。夏の甲子園が終わったことで、今年の夏の終わりも感じている龍之介です(とは言え、まだまだ暑い日が続いていますが)。
今年の高校野球は接戦が多く、緊迫した展開を十分堪能することができました。特に決勝戦の佐賀北高校の逆転満塁ホームランは見ていて鳥肌が立ちました。あれほどの名勝負はそうそう見られるものではないですね。
高校野球の件に関しては色々と語りたいことがあるのですが、それは次回のテーマにするとして、今回はこちらのテーマでお送りします。

先日、お盆と言うこともあり、祖父の墓参りに行ってきました。
今までは毎年欠かさずに行っていたものの、去年は行けずじまいで、初めて隔年での墓参りとなりました。しかし、いざお墓の前に経つとそんな空白期間は一瞬にして消え失せ、素直な気持ちで「お久しぶりです」と向かい合うことができました。
墓石に水をかけ、線香に火をつけ、心をまっさらにして拝んだ後、ふと「今年は来られてよかったな」と思ったとき、どこからともなく心地よい風が吹いてきました。
もともと墓参りに行った霊園は高台で緑が生い茂っている場所です。しかし、その日の気温は軽く30度を越し、何をしていなくても汗ばむ陽気だったのに、その時だけは穏やかな風が吹き付けてくるのをはっきりと感じたのです。
で、その時にふと思ったのです。
「もしかして、これが千の風じゃないのか」と。

どこか遠くに離れていても、実はずっとそばにいて自分の事を見守ってくれたんじゃないかと思うと、言葉にできないほどの感謝の気持ちが心の中で満ち溢れました。
青く澄んだ空のどこにいるのか分からないのに、思わず「ありがとう」と呟いてしまいました。本当なら、お墓に向かって言うべきだったのかもしれませんが、「ここに私はいません」と言っているので、間違ってはいないはず。しかも、「あの大きな空を吹き渡っています」と言っているのですから。

いずれにせよ、自分が守られているということを認識することができ、それだけで少し心強くなった気がします。誰かに支えられていると思うだけで、孤独ではないと分かったのですから。
今はまだ支えられている身ですが、いつかは自分が支えたり、見守ったりすることができるような人になりたいと、改めて思いを新たにしました。

投稿者 龍之介 : 11:00 | コメント (0)

2007年08月19日

北海道の…

 日本列島に、猛暑の波が押し寄せています。
 前回は「8月がどこかに行ってしまったようだ」などと書きましたが、それも一転、北海道も暑い日が続いた街が多かったようです。
 夏だから暑いのは当然とはいえ、正直辛かったですね。
 我が町も7月と比べて雨の日が増え、北海道らしからぬ蒸し暑さ。
 それでも頭上を見れば、つながりトンボに秋の雲。
 あいかわらず秋めいた空と雲の下、気温は猛暑、と考えてみればちょっとおかしいような気もしますが。
 ここ数日、ようやく気温が下がり、やっぱりいつもの北海道がいいなあと実感しています。

 気がつけば、このブログを始めてから、1年がもう過ぎてしまっていました。
 自分ではよく続いたものだと思いますが、そのわりには文章はうまくなっていませんね。あいかわらず、言いたいことがうまく書けません。
 どんなことを書いてきたのか振り返ってみると、北海道のことや野球のこと、読書のことや自然のこと……など、今とかわりばえがしないようです。
 始める前は、常日頃のニュースの中から、気になったことを書いてみようとも思っていたのですが、これがほとんど実現しませんでした。
 漠然と思い描くことはあれど、短い文章の中でうまく形にならず。ただ、これからも挑戦はしようと思っていますが。

 ニュースと言えば、北海道の食に関する不祥事が続いてしまったのが残念です……。
 北海道人はおおらかな気質だとよく言われますが、それが悪い方に出てしまったのでしょうか?
 北海道の人にも、いいところが色々あるんですけどね……。
 旭山動物園始め、せっかくファンになってくれている人達がいるんだし、それを大事にしなきゃもったいないですよね。

投稿者 YUKI : 09:56 | コメント (0)

2007年08月16日

今年の夏の風物詩

皆様、いかがお過ごしでしょうか。先日、ずっと外にいたために日焼けしてしまった龍之介です。肌を焼く機会なんて夏ぐらいしかないので、その点では問題ないのですが、肩や腕がヒリヒリするのがちょっと辛いところです。元々色白なこともあって、ちょっと焼いただけでもすぐに痛くなります。
ただ、夏の甲子園で、この炎天下に自分の夢に向けて一生懸命頑張っている選手の姿を見ると、自分の日焼けなど取るに足らないことだと感じ、すぐさま反省しました。

と言うことで、今回は高校野球の話でも。
YUKIさんの「夏に思うこと」にもありますが、やはりひたむきなを見ているうちに熱くなるのが、高校野球の最大の魅力かもしれません。特に、球児たちが必死に頑張っている姿を見ることで、自分も頑張ろうとやる気にさせてくれることが時々あります。剛速球を投げられる訳でも、特大のホームランを打てる訳でもないですが、なぜかそれができるような気にさせてくれることも含めて。この辺りはアクション映画などを見て、自分も主人公みたいに強くなったと錯覚するのと似た状況かもしれません(苦笑)。
それと同時に、私は筋書きのない展開もまた高校野球の醍醐味だと感じています。「甲子園には魔物が棲む」という言葉の通り、ちょっとしたワンプレーで展開が大きく変わってしまうことも数多く見受けられ、先の読めない展開にドキドキします。
ただ、一瞬で状況が変わることもあるというのは、まるで人生の縮図を見ているかのような錯覚に陥ることがあります。どんなに一生懸命積み上げても一瞬のミスで全てが台無しになったり、逆に些細なきっかけや何気ないところから突破口が見えたりするのですから。
こういうのは得体の知れない生物みたいなもので、どんな動きをするかは全く予想がつかないという点で怖いものがあります。ただ、そんな状況でも楽しむ余裕があれば、少しだけでも人生が楽しくなるのかなと、心の片隅で考えたりすることもあります。

残念ながら、このブログを書いている段階で北海道勢は敗れてしまい、ここ数年続いた快進撃は今年は見られませんでしたが、それでも全力を尽くして闘った球児たちに心から拍手を送りたいと思います。
果たして、今年はどの高校が優勝するのでしょうか。私は気迫あふれる投球をする佐藤選手がいる文星芸大付に期待したいと思います。

投稿者 龍之介 : 11:10 | コメント (0)

2007年08月12日

眠いのはなぜ

城谷小夜子です。
暑い日が続いています。
わたしは、ここ何ヶ月もず〜っと眠くて仕方がありません。
夜の10時頃になると
もう眠くて・・・
朝は6時に起きています。
昔の人は
昼寝してましたよね。
眠くなることはいいことかもしれない・・・

眠くなったら寝る・・・
当たり前のことだけれど

眠りをわたしのからだが求めているのだ。

今年は義母の新盆ですので、
ゆっくりお迎えしようと思います。

投稿者 城谷小夜子 : 13:49 | コメント (0)

2007年08月08日

オルゴール博物館(1)

5日に清里のオルゴール博物館を見学した。

現在、巷の携帯型のオーディオ機器の発達には眼を見張るものがある。
1907年に世界で初めてラジオでオペラが放送された。それまでは、音楽は楽器を演奏しないと聴くことができなかった。ちょうど100年前のことである。

もっと手軽に音楽を楽しむためにはどうしたらよいか。

産業革命後、その課題を解決するために、創意と工夫をこらし当時の技術の粋を集め、楽曲を自動演奏する装置をつくりあげたのである。

大きな箱がある。動力源からパワーが送られ、ゴトゴトと動き始める。円盤に開いた穴の位置が楽譜となっている。円盤を回転させると、振動体が穴のところで爪がひっかかり振動が起き、連続した旋律となる。そして、それを木箱によって増幅させている。動力をつかった立派な楽器である。


やがて、演奏家を招いた室内管弦楽の演奏さえ再現するようになった。
楽器自動演奏装置である。

箪笥のような装飾で中の仕掛けは見ることはできない。演奏が始まるとさまざまな楽器の音色が聞こえてくる。やがて、種が明かされる。中には8種類もの楽器が入っているのだ。
太鼓を打ち鳴らし、鉄琴を叩く。驚嘆したのはバイオリンを同時に奏でるために、バイオリンを立てて、真円形の弓がその周りを巡っているのだ。しかも、それぞれのバイオリンの弦がその弓に押し付けられて音をだしているではないか。弓の速さの変化、弦の長さの変化、押し付ける角度と距離の精緻さ、その力強さと速さとリズムの調和が、見事な演奏を実現している。

製作はひとりではできない。それぞれの卓越した職人がその能力を最大限に発揮して、それこそ人的エネルギーをすべて注いで完成させたのではないか。注文をうけ、人の手によってつくられていた。


投稿者 恵比寿 : 10:25 | コメント (0)

2007年08月07日

リフォーム

梅雨明けから4日。

7月に娘が入籍
この8月5日に義母の1周忌を無事終え

夫は梅干しを今朝取り込んで
瓶に入れました。

さぁ、いよいよ
生活スタイルを
夫婦二人にシフトするときが来ました。
その第1歩として
台所、脱衣場、トイレを
ちょっときれいにすることにしました。

盆明けすぐに工事がはじまりますので、
この1週間で
その準備・・・・
思い切って処分したいと思いつつ
なかなか
捨てられません。

家族4人の生活を記憶にとどめながら
すっきりと
心地よい
新しい生活空間を
作り上げたいと思います。

毎日の生活を大事に
していきます。


投稿者 城谷小夜子 : 14:58 | コメント (0)

ひと夏の森林浴

皆様、いかがお過ごしでしょうか。夏バテ予防対策中の龍之介です。どうやら、ビタミンB1を摂取すると良いらしく、特にそばの中にビタミンB1が多く含まれているそうです。暑い日は冷たいそばを食べて、涼をとりつつ、夏バテ予防をしたいと思います。

先日、自転車で遠出をしました。今回は周りが森に囲まれたサイクリングロードを走ったので、ちょっとした森林浴も兼ねております。
森の中に一本の糸を垂らしたかのような小道を走るので、周りから聞こえる音は鳥のさえずりか、風に揺れる木々の音のみ。たまに、同じように自転車で行き交う人の声が聞こえますが、都会の喧騒とは一切無縁。
軽く汗ばむ陽気はあれども、新緑の木々、涼しさを秘めたそよ風、穏やかな日差し、青く澄んだ空、自分を取り巻くすべての環境が心地よく、青と緑の原風景が日常のしがらみを忘れさせてくれるほどに気持ちよかったです。やはり今の時期は自然に親しむのが一番のリフレッシュかもしれません。
道中で線路と横並びに走る場所もあったのですが、太陽と田園風景しかないロケーションのせいか、その間を列車が駆け抜ける音が人里離れた雰囲気を醸し出し、実にのどか。忙しさに追われていた中で、のんびりできることの喜びを堪能しました。

ただ、森を出て市街地に出ると、さっきまでの幻想的な世界とは一変して急に現実世界に戻されたように感じました。ほんの数キロしか離れていないのに随分と世界が違うと思いながらも、一瞬だけ自分はどこか別の世界にでも行っていたんじゃないかという気分です。浦島太郎の竜宮城とは全然違いますけどね。玉手箱ももらってないですし。

とは言え、マイナスイオンをたくさん浴びたからリフレッシュできたと思っていたのですが、調べたところ森の中にはそれほどマイナスイオンがないとのことでした。
では、何で癒されたのかというと、森林の空気は排気ガスなどが含まれる都市部の空気より体に優しいことや、樹木の香りが心を落ち着かせ、日常と離れた場所にくることにより雑念を忘れられるなどが理由としてありました。
どうやら、肉体的よりも精神的に効能があるようですね。最近では、森林浴の効果を科学的に検証し予防医療などに役立てる取組みが始まっており、「森林セラピー研究会」といった組織もあるそうです。
私も心身ともに浄化できたので、図らずもその効能を実証したことになったかもしれません。ただ、効果は十分ありますので、是非ともお勧めします。

投稿者 龍之介 : 11:04 | コメント (0)

2007年08月06日

夏に思うこと

 日が落ちる頃になると、涼しげな夜風と共に虫の声を聞けるようになりました。最近、空を見ると「秋」を感じることも多くなり、8月が始まって、季節はいよいよ夏本番……のはずが、あれ?(笑)
 多分私だけなんでしょうが、なんだか8月がどこかに行ってしまったような、そんな気が少しします。
 いくら異常気象とはいえ、普通に考えれば8月が消えてなくなることはないでしょう。でも昨今の気象状況では、必ずしもそうとは言い切れないところもあるのかも……。

 ニュースを見ていると記録的日照不足の地域もあったようですが、私の住んでいる北海道の片隅では、記録的少雨でした。7月、雨を感じられた日は、片手の指で数えられるくらいだったと思います。(首都圏なら即、水不足ですね)
 それでも8月です。暦の上では「真夏」です。
 先日は、家の屋根から花火大会を(ほんの少しだけ)見物し、お祭りの屋台をぶらついたりもしました。

 私の大好きな甲子園、全国高校野球大会も開催します。
 甲子園の何が好きか、理由はたくさんありますが、見ていて「本気になれる」というのがいいですよ。
 野球をしている選手達は、掛け値なしに本気。応援する側も然り。
 まあ、興味のない人からすれば、何をそんなに熱くなるのかと引いてしまうかもしれないけれど、たまには他人のそういう姿を見るだけじゃなく、自分が熱くなってみるのも気持ちいいですよ。

 「夏」はまた、戦争を思い出す季節でもあるみたいですね。
 今年は原爆の話題を耳にすることがなんとなく多かったような気がするんですが、62年目という、特に節目というわけでもない年に、改めて考えてみるというのは返って真実味があるかもしれません。
 「夕凪の街 桜の国」という映画が公開されます。「ヒロシマ」をテーマにした作品です。
 ご存知の方も結構いると思いますが、原作は漫画です。この作品、私はとても好きなのです。映画の方もなかなかいいという話なので、見に行ってみようと思っています。
 こうの史代さんの書かれた原作の漫画は、映画化以前にけっこう話題になった作品です。そうなると、好みや価値観の違う、いろんな人が読むんですよね。
 だから感想を見ると、誉めまくる人が多い一方、どこがそんなにいいのか?という人もいるみたいで。
 でもそれでいいんですよね。漫画にしろ映画にしろ、価値のわかる人にはダイヤモンド。同じ人でも、人生の中で出会うタイミングによって、価値が同じとは限らない。
 読んでみて、満足できなかった人にとっても、その出会いに意味がないかどうかはわからない。

 というわけで、映画でもいいですが、是非原作のご一読を。あなたにとってダイヤモンドかどうか、お確かめください。

投稿者 YUKI : 10:27 | コメント (0)