« ネットいじめの記事を読んで | メイン | 故郷の空に想う »
2008年01月11日
あけまして2008
年をまたいで、久しぶりのブログ更新となってしまいました。
お正月というのは節目でもあり、ある種のお祭りでもあり、そういう時期というのは、辛いことや悩みを抱えている人には辛い時でもあったりしますよね。
自分は「節目」というのは苦手な方だと以前書いたのですが、そんな自分にお正月は楽しめなかったかというと、そうでもなく。
無理して前向きになろう、目標を立てようとかすると辛くなるんですけどね。
そんなわけで、気持ちを新たにすることもなく、2007年、少なくてもあと2ヶ月はほしいなー、とか思いながら、まったりと年を越えました。
そして例年通り箱根駅伝に熱くなりました。今年は大波乱のレースだったようですが。
無理をすると辛い、とは言っても、辛い時というのは大抵無理をせざるをえない状況だったり、無理をしていることに自分で気づけなかったりするんですよね。
そうした状況に一発逆転の方法というのはなかなか無くて。
辛い状況の中で自分と向き合っている時というのは、地道に1つ1つ取り組んでいくしかない。また、とりあえずは現状を維持するだけでもいいという、一種の気長さも必要になってくるのかもしれません。
インターネットでひきこもりの人が集まる掲示板などを見ると、大勢の人がそうした生き方をしているんだなあ、と思いました。みんなとても自分を大切にしていて、そういう人達の書く文章などを見ると、皆さん、とても強いなー、と感じます。
昨年ごろから、テレビを見ていると、「ワーキングプア」「格差社会」「ネットカフェ難民」などの言葉を聞くことが多くなり、特に若い世代の働く環境について言われることも増えてきたようですね。
個人の問題ではなく、社会の問題として考えられるようになったのは、いいことなんだろうなあ、と思います。
ひきこもりや不登校も、個人や家庭に原因を求めるのではなく、もっと社会の問題として捉えられるようになっていけばいいと思いますが。
投稿者 YUKI : 2008年01月11日 13:08