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2007年12月27日
2007年も、もう終わりですね
皆様、いかがお過ごしでしょうか。毎年のことながら、スーパーのクリスマスから新年に向けての様変わりの早さに驚く龍之介です。
去年もこのブログに書きましたが、やっぱり今年もそう感じてしまいました。それを思うと、クリスマスというものは実はとても儚いものだったんじゃないかという気もします。
それとは別に、年の瀬の夜空を見上げることが結構好きなのです。星が見える澄み切った夜空を見上げながら、雪を踏みしめる足音しか聞こえない静寂の中で「あぁ、今年ももうすぐ終わるんだな」と今年一年をしみじみと振り返るのが毎年のパターンとなっております。
そんな折、2007年で最も印象的だったニュースを考えていたのですが、私の中ではやはり坂井泉水さん(ZARD)の死去が印象に残っています。
もともとZARDのファンで、CDを何枚も持っていますし、大学受験を目前に控えた頃は「負けないで」を何度も聴いて、自分自身を鼓舞することも多々ありました。また、透明感のある歌声に加え、どこか清楚な雰囲気を持った佇まいに、本気で恋心を抱いた時期もありました。まさに自分の青春の1ページを作った人と言えるでしょう。
それだけに、訃報をニュースで知ったときはショックでしばらく固まってしまいました。昔に比べて恋心は薄れたものの、やはり好きな人の死というものは受け入れ難く、辛いものでした。
せめて自分にできる供養と言うことで、家にあるZARDのアルバムを聴いたのですが、久しぶりに聴いた名曲の数々から、「自分だってそんなに強いわけじゃないけど、挫けることなく共に歩いていこう」という励ましのメッセージのように感じられました。
例えて言うなら、厳しい指導をする鬼監督よりも、陰ながら支えてくれるマネージャーとでも言うべき感じでしょうか。彼女に死に対して落ち込んでいるはずなのに、いつの間にか励まされてしまいました。
そして、そこから色々と大切なことも学び取った気がします。
誰かを励ますにしても、無責任に「頑張れ」と言うよりも、その人の心の苦しみに共感し、それを理解することで、真の意味での励ましができるんじゃないかと思うのです。
自分自身も多くの人に愛されたZARDの曲のように、人の気持ちに共感できるような人間になりたいと改めて感じました。
今はまだ道半ばですが、2008年はカウンセラーとして更なる成長を遂げたいと思っています。
そして、私の今年のブログも今回が最後です。皆様、よいお年を。
投稿者 龍之介 : 2007年12月27日 00:01