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2007年12月09日
儀式について
一人娘が結婚式を挙げた。
今年の2月に家を出て、純ちゃんと暮らしはじめ、
3月にあちらのご両親とお会いし、お互いに結婚を認めあい
7月7日に入籍。
ずるずると
気持ちがすっきりしない日々が続いた。
結婚式をあげてもらいたい、と2人に話し、
この12月1日に
ささやかな結婚式を挙げてもらった。
挙式披露宴までの数か月、
充実していた。
2人は両家の親になんら心配させることなく
2人で準備を進めた。
娘の友達が30人結婚式から参加してくれた。
幼稚園、小学校、中学校、高校、音楽学校、職場で出会った友人・・・
わたしたち夫婦はほとんどの友達を知っていた。
みんな泣いてくれた。笑ってくれた。「おめでとう」と祝福してくれた。
本当にありがち、と思った。
儀式をすることによって、
気持ちがすっきりした。
娘は、わたしたち親の元を巣立ち、
純ちゃんと二人で新しい家庭を気づいていくことを確認できた。
小山家のみなさんにも親戚となることを確認し合えた。
人の一生には
人生の大きな変化が起きる。
そのときには、儀式が必要なのだと思う。
日本には
新年、1日の始まり、お盆、葬儀、誕生、結婚、入学、卒業、七五三、成人式、・・・・
人生には何度も節目とならざるをえない事が起きる。
そのとき、けじめとして儀式をしてきたんだ。
これは心の整理のためのものだ。
世界中で儀式がある。人間の知恵だと思う。
わたしたち夫婦は、
小百合からうれしいうれしいことばをたくさん貰った。
「育ててくれてありがとう」
人生は「出会いと思い出つくり」だとつくづく感じた。
投稿者 城谷小夜子 : 2007年12月09日 21:44