2007年09月14日
能動的な秋
皆様、いかがお過ごしでしょうか。空が高くなるのを見て、段々と秋の気配を感じている龍之介です。まだ、暑さがあまり和らいでなく、夏の装いでも大丈夫なのですが、それでも季節の流れはゆっくりと変わりつつあるようですね。
そんな訳で、今年の秋はどんな秋にしようかと考えていた折、友人から興味深い話を聞くことができました。
友人が言うには、食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋、読書の秋、八代亜紀(お約束)など色々あれども、どの秋も能動的に楽しむのが一番だと言うのです。
例えば、食欲の秋であれば、単に秋の味覚を楽しむだけでなく、自分で料理を楽しむとより一層食欲の秋を満喫できると言うのです。また、芸術の秋でも絵画を鑑賞するだけで済ますよりは自分で絵を書いたり、工作に励んだりするのが良く、スポーツの秋は、言うまでもなく観戦するよりも自分が体を動かすことで秋を満喫できるとのことでした。
どうやら、芸術の秋をテーマに掲げておきながら、結局鑑賞だけで留まった去年の自分はまだまだ芸術の秋を満喫しているとは言えないようです。ただ、今年はそれほど芸術の秋に傾倒する予定がないので、自分で料理を作り、それを味わう(もしくは誰かに振舞う)食欲の秋を実行したいと思います。盛り付けに少しこだわれば、それはそれで芸術の秋にもなりそうですし。
いっそのことサンマを七輪で焼いてみようと思ったのですが、あいにく七輪を持ち合わせていないし、マンション住まいなので外で焼くのも難しそうなので、それは諦めることにしました。
尚、読書の秋はもともと能動的に本を読んでいるのだから、これ以上の発展形はないんじゃないかと尋ねたところ、「自分で読むだけでなく、作品を書いてみればいい」と返されました。要するに、小説を読むだけで飽き足らず、自分で書いてみろとのことでした。
それはそれで面白そうですが、そんなに簡単に書けるものなのでしょうか。
ドラマや小説を見て、たまに自分でこういう展開があったら面白そうだなと考えることはありますが、それで一つの話を作るのはとても大変そうな気がします。ただ、そんなことを考えている一方で、ちょっとやってみようかなと考えている自分もいるのですが。
秋はセンチメンタルな季節だけに、ちょっとだけそんな雰囲気に流されて、ロマンチストを気取って、小説を書いてみるのも悪くないかな、なんて考えています。本当に書ければの話なんですけどね。
投稿者 龍之介 : 2007年09月14日 11:14