« 風を感じるとき | メイン | オルゴール博物館(2) »

2007年08月25日

佐賀北高校

城谷小夜子です。
高校野球が大好きです。
今年は家のリニューアルでばたばたしていましたが、
ラッキーにも
帝京×佐賀北高校を見ることが出来ました。
いや〜、もう本当に胸が苦しくなるほどのいい試合でした。
延長13回裏で、ついにさよならの1点。
帝京ナインの涙は、佐賀北高校が負けた場合の涙でもありました。
どちらが勝っても負けても不思議ではなかった。
しかし、野球の神様は
佐賀北高校になにか役目を与えられたようです。
決勝戦は、広島広陵との対戦。
広陵の野村投手の前に、佐賀北ナインは
バタバタと三振をとられ、
見ていて「あ〜、手も足も出ない」とみんな思った筈でした。
ただ、広陵の攻撃に、かろうじてピンチを毎回くぐり抜けているなぁ、と
感じたけれど、
7回裏で3者凡退。三振13個。
しかも8回表に、広陵は2点追加し4−0。
ほとんどの人はこれで勝負が決まった。
「決勝戦にしては、一方的な負け方でつまらない・・・」と思ったわたし。
ところが、
8回裏に、久保投手がヒットででて、続いてヒット。
野村投手がめずらしくフォアボールをゆるし、1ダウン満塁。
次のバッターを、なんとなんとまたフォアボールで押し出しの1点を佐賀北に与えてしまった。
3番バッターの副島君。
かれはこの大会で2ホームランを打っていた。
まさかの満塁ホームラン。
決勝戦での満塁ホームランは13年前に佐賀商業依頼のことというのも因縁!
9回表、2ダウンでバッターに立ったのは
これまた不思議、広陵の野村投手。三振でゲームセット。
あ〜〜あ〜〜、人生は何が起きるのか
本当に分からないということ。
諦めないということ。

佐賀北高校の野球部室の前に書いてあることば
「・・・ピンチの神様は
かならずチャンスを用意してくださっている。
ピンチの時に
愚痴を言ったり
くさったりしないことだ。・・・」

なんという素晴らしいことば。
そして、体力作り。
今回の佐賀北高校の監督さんから
たくさんのことを学んだ。

感動をありがとう、すべての高校球児たちへ、こころからの感謝を捧げます。

投稿者 城谷小夜子 : 2007年08月25日 15:09

コメント

コメントしてください




保存しますか?