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2007年08月16日

今年の夏の風物詩

皆様、いかがお過ごしでしょうか。先日、ずっと外にいたために日焼けしてしまった龍之介です。肌を焼く機会なんて夏ぐらいしかないので、その点では問題ないのですが、肩や腕がヒリヒリするのがちょっと辛いところです。元々色白なこともあって、ちょっと焼いただけでもすぐに痛くなります。
ただ、夏の甲子園で、この炎天下に自分の夢に向けて一生懸命頑張っている選手の姿を見ると、自分の日焼けなど取るに足らないことだと感じ、すぐさま反省しました。

と言うことで、今回は高校野球の話でも。
YUKIさんの「夏に思うこと」にもありますが、やはりひたむきなを見ているうちに熱くなるのが、高校野球の最大の魅力かもしれません。特に、球児たちが必死に頑張っている姿を見ることで、自分も頑張ろうとやる気にさせてくれることが時々あります。剛速球を投げられる訳でも、特大のホームランを打てる訳でもないですが、なぜかそれができるような気にさせてくれることも含めて。この辺りはアクション映画などを見て、自分も主人公みたいに強くなったと錯覚するのと似た状況かもしれません(苦笑)。
それと同時に、私は筋書きのない展開もまた高校野球の醍醐味だと感じています。「甲子園には魔物が棲む」という言葉の通り、ちょっとしたワンプレーで展開が大きく変わってしまうことも数多く見受けられ、先の読めない展開にドキドキします。
ただ、一瞬で状況が変わることもあるというのは、まるで人生の縮図を見ているかのような錯覚に陥ることがあります。どんなに一生懸命積み上げても一瞬のミスで全てが台無しになったり、逆に些細なきっかけや何気ないところから突破口が見えたりするのですから。
こういうのは得体の知れない生物みたいなもので、どんな動きをするかは全く予想がつかないという点で怖いものがあります。ただ、そんな状況でも楽しむ余裕があれば、少しだけでも人生が楽しくなるのかなと、心の片隅で考えたりすることもあります。

残念ながら、このブログを書いている段階で北海道勢は敗れてしまい、ここ数年続いた快進撃は今年は見られませんでしたが、それでも全力を尽くして闘った球児たちに心から拍手を送りたいと思います。
果たして、今年はどの高校が優勝するのでしょうか。私は気迫あふれる投球をする佐藤選手がいる文星芸大付に期待したいと思います。

投稿者 龍之介 : 2007年08月16日 11:10

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