2007年07月25日
今アメリカは・・・
城谷小夜子です。
成田〜LA〜セドナ〜LA〜SF〜ロードアイランド〜ボストン〜NY〜SF〜成田と、
アメリカを3週間ほど縦断してきた。
2年ぶりのアメリカは、
ますます空港でのセキュリティ・チェックが
厳しくなっていたことに驚いた。
くつや上着、バンドを外すことは当たり前になり、
このたびは、液体の機内持ち込みが禁止になっていた。
成田で「持ち込めない。ここで飲め」といわれ、
500ミリのボトルを飲めるだけ飲んだが、半分はその場で捨てた。
ロサンゼルスの空港では、シャンプー、トリートメント、コンディショナー、ヘアジェル、化粧水も取り上げられた。
それから飛行機に乗る度に、化粧品はすべてスーツケースに入れた。
あんなに1日中起こっていたら、早死にするよ。
アメリカの平均寿命は70才という。85才の日本と比べてとても人生短いんだ。
しかし、だからだろうか、
アメリカ人たちのあの明るさは天下一品だ。
ブロードウエイでは
黒人たちが大活躍。
5年前には考えられなかったが、
今確実にブロードウエイは白人だけのものではないことを強く感じた。
9・11以来アメリカの根底でなにかが変わりだした。
「カラーパープル」は黒人だけのミュージカル。
22才のフランシアが主役を張り、大絶賛されていた。
どの劇場も満員で、世界中から観客を集め
ものすごいレベルのミュージカルが毎晩演じられている。
これだけの俳優たちがいるのがアメリカなのだ。
アメリカの人々は劇場だけでなく
どこででも、冗談を言合い、笑い、知らない同志がすぐに語り合う。
飛行機の中でも、添乗員がクイズをだしたり、
ボストンに着いたときなど、「え〜っと、今ここは何時かな〜?」とマイクで客に聞くのだ。
するとたくさんの客が「11時!」と返事した。
「は〜い、みなさん、11時に時計を合わせてね」と、なんと日本ではありえない光景だろう。
わたしは、日本語が聞こえるとそちらを見て会釈する。
その日本人たちの中で、会釈をかえした人は一人もいなかった。
ましてや会話出来た人などあり得ないほど。
日本人の非友好的な国民性を感じた。
まったくもって、日本人は、挨拶しあわない。
SF空港で、搭乗口で待っている日本人たちの
なんと暗く、閉じこもった表情だったろう。
明るくいこうよ
明るく。
ポケットに小銭しかなくても
空は青いし、
お日様は輝いているさ〜
「無財の七施」をサイトで引いた。
1 眼 施 がんせ 慈眼施ともいい、慈しみに満ちた優しいまなざしで、
すべてに接することをいいます。温かい心は、自らの
目を通して相手に伝わるのです。
2 和顔施 わげんせ 和顔悦色施ともいいます.いつもなごやかで穏やかな
顔つきで人や物に接する行為です。喜びを素直に顔の
表情にあらわしましょう。
3 愛語施 あいごせ 言辞施(ごんじせ)の別称もあります。文字通り優し
い言葉、思いやりのある態度で言葉を交わす行ないを
いいます。
4 身 施 しんせ 捨身施ともいいます。自分の身体で奉仕をすること。
身体で示すことをさし自ら進んで他のために尽くす気
持ちが大切です。
5 心 施 しんせ 心慮施。他のために心をくばり、心底から共に喜び共
に悲しむことができ,他の痛みや苦しみを自らのもの
として感じ取れる心持ち。
6 牀座施 しょうざせ たとえば自分が疲れていても電車の中で喜んで席を譲
る行為。また競争相手にさえも自分の地位を譲って悔
いなく過ごせることをいいます。
7 房舎施 ぼうしゃせ 風や雨露をしのぐ所を与えること。自分が半身濡れな
がらも、相手に雨がかからないように傘を差し掛ける
思いやりの行為など。
せめてにこにことした顔で毎日を過ごしたいと
思った次第である。
時差ぼけのせいか、
午前4時になった。
鳥たちが起き出したぞ!
さぁ、今日も一日 人生を生きよう!
投稿者 城谷小夜子 : 2007年07月25日 12:17