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2007年06月23日
ベランダの風景
前回ライラックのことを書きましたが、今はマーガレットやジャーマンアイリスの花が咲いています。
身近にあって目を楽しませてくれるものは、こうした植物の他に、鳥さん達がいます。
家族が毎朝ご飯粒を撒いているため、それなりの数の鳥さん達が来るようになりました。ほとんどはスズメやカラスですが、たまに知らない鳥も来ているようです。
スズメは子育ての季節らしく、ベランダのガラス越しにじっと見ていると、中に子スズメがいるのがわかります。
もともと小さな鳥なので、見た目ではほとんど親鳥と区別がつきません。でもよく見ていると、子スズメは自分で餌を食べません。親に食べさせてもらっています。
しきりに羽を震わせて、食べ物をねだる仕草が可愛くて……。
親はせっせと子供の口にご飯粒を拾って入れてやります。自分で食べればいいような気もしますが(笑)。
スズメの社会のことはよくわかりませんが、あの子供たちももうじき親離れするのでしょうね。
ちなみにカラスも子育て中です。先日、家族が親ガラスから威嚇されたそうです。相手は真剣なので、結構な迫力だったそうです。
昨年、近所の公園で、小さなカラスばかりが集まっているのを見たことがありますが、あれは親離れ直後の子ガラス達だったのかもしれません。
カラスの幼稚園があるというのは本当でしょうか。想像すると、可愛いですけど(笑)。
夜になると、たまに蛙の合唱を聞くことがあります。
田舎の我が町でも舗装道路が増えて、蛙の生き続けられるような水場は減ったと思います。両生類である彼らが水のない場所を移動できるとは思えないし、どこかに細々と繁殖できる場所が残っているのかもしれません。鳴き声を聞いていると、夏の夜も涼しくなります。
身近で生き物たちの営みが続いているのを知ると、ホッとします。
投稿者 YUKI : 2007年06月23日 12:45