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2007年04月11日
さぁ、つぎの芝居へ
今日9日間の出張から帰宅。
関西は、さくらが満開。今年は長くさくらを愛でることが出来たなぁ。
4月7日の「すいた若竹物語」はなんとか評判よく舞台を終えることができ、ほっと一息。
気を抜くことなく、8日から初美師匠のおうちで「尼崎の段」の稽古。
9日には、天理大学の大橋先生をお訪ねして、近松のことでいろいろ教えてもらった。
疑問が解けてうれしかったことと、あらたなる疑問が湧いてきたこと。
帰りの新幹線の中で水上勉さんの本を読み、また泣いてしまった。
こころが共感する。
寂しさと悲しさと、人生の苦しさと・・・淋しい作家が水上先生です。
しかし、先生の人を見る目に、仏を感じる。
いちど朗読で語りたいと思う。
あしたから、次の芝居のせりふ覚えに入ります。
毎日3ページずつ覚えよう。こつこつしっかり覚えよう。
こうして悩んでいる今が本当に有り難い生きている時間なんだろうなと思う。
投稿者 城谷小夜子 : 2007年04月11日 23:13