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2007年04月05日
「休む」ということ
私は体力がない方だと前に書きました。そのため「休む」ということが重要で、1日のリズムの中に必ず組み入れるようにしています。
体力がないと、要するに「休みだめ」「寝だめ」「働きだめ」ができないんですよ。
ある程度動いたら、必ず休む。でないと、すぐに動けなくなってしまう。
そのせいで、受験生だった時も、徹夜勉強をしたことはありません。夜になると極端に能率が悪くなることがわかっていたので。
自分にとっては「休む」ということは、行動するために必要不可欠なものです。
この「休む」ということを意識のレベルでどうとらえるかは、人それぞれ違うものだと思います。
どうとらえるかによって、休み方も変わってきます。当然「休む」ことによる効果も変わってきます。
でも人の体って、そんなに思い通りになるものでもないんですよね。
ベストセラーになった『バカの壁』を書いた解剖学者の養老孟司さんが、「人の体も自然である」みたいなことを書いていて、それを見た時、なんかすごく盲点を突かれたような気がしました。
人間と自然はよく対比して描かれますし、自分自身も「人も自然の一部」と思いながら、「人はなんとなく自然から遠いもの」というイメージを持っていました。
でも言われてみれば、そうなんですよね。
甘く見ていると、しっぺ返しをくう。細心の注意を払っていてさえ、思いがけない災害にあうこともある。
つまり人は、自分の中にすでに征服できない、思い通りにならないものをもっているわけで。
わかっていないのにわかったようなつもりになっていることって色々あるのかなあ、と少し反省しなきゃいけない気持ちになりました。
投稿者 YUKI : 2007年04月05日 10:53
コメント
お返事遅くなってしまいましたが、コメントありがとうございます。
そうですね。やる気がないと思われてしまうのが1番辛かったです。
でも、以前はそうした自分のこともよくわかっていなくて、もっと辛かったです。
他人には簡単にできることが自分にはできなかったり、その逆もあったり。人はそれぞれ違うんだけど、なかなかそれがわからない。わかってもらえない。
休むのは大事なことだし、休む時は、誰はばかることなく休める気持ちになれるようにしたいと思います。
投稿者 YUKI : 2007年04月10日 13:52
初めまして。
介護のブログをたどっているうちに
こちらにお邪魔しました。
自分も、情けないほど体力がなく
無理がききません。
普通の人なら、当たり前のことも
しんどくて
やる気がないのと思われてしまうことが
つらいこともありました。
上手に休むって難しいといつも
考えていました。
YUKIさんの記事は
ちょっと、介護疲れの私の心に
しみました。
ありがとうございました。
投稿者 メルカ : 2007年04月05日 16:41