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2007年02月18日
感情について
今朝は人の感情というものについて、あれこれと考えていました。
ほとんどが「怒り」というものについてなんですけど。
理不尽な目にあったら、誰だって普通は怒りますよね。じゃあ逆に、理不尽な怒りを向けられた時はどうすればいいんだろう、と。
どう考えても、自分は悪くない。でも、相手は怒っている。それはあんまりだろう。
そういう時、どう対処するのがいいのか、色々考えていました。
こちらも怒ってみてもいいわけですし、大抵はそんな風に対処しちゃうんですが、どちらにしてもやりきれなさは残ります。
結局は飲み込むしかないのかなあ、って(笑)。
子供の頃は、たまには思い切り怒ってみるのも気持ちがいいと思ってたりしました。
怒っている時というのは、自分が正しいんだと信じてましたから。
正しいことをしたり言ったりするのは気持ちがいい。
でも、実際にはそうでもないんですよね。
誰も悪くはない。
そんな時もあります。
自分が不快な思いをしたら、それは相手が悪い。
そんな風に考えるのは、子供っぽい勘違いですよね。
例えば、今日は家族に対して腹を立てた。その理由を言葉にすることはできるけれど、でも考えてみると、怒るほどのことじゃない。
なんだか今朝は疲れていて、感情のコントロールができなかった。怒ったことに、理由なんてなかったのかもしれない。
そういうのが、多分普通のことなんだと思います。
不条理に怒る姿や、悲しみに打ちひしがれる姿は、時として美しいものです。
でも、わたし達が日々感じているさまざまな感情のほとんどは、そういうものではなくて。自分も他人も、案外自分の感情をコントロールしきれていないんだな、と。人と付き合う時というのは、そういうのを理解しておいた方がいいのかな、と。
最近そんな風に思いました。
「立派な大人」から見れば、何を今更とあきれるような常識なのかもしれないですけどね(笑)。
でも、常識って忘れやすいし。
投稿者 YUKI : 2007年02月18日 15:07