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2007年01月28日

言葉は話さなくても

 動物が好きです。
 ドッグセラピーとかイルカセラピーってもの、ありますよね。
 傷ついた人の心や、心の病気を動物が癒す力がある。
 また、家庭の中に動物がいると、家族の会話が増えたり、夫婦の潤滑油になる、などの話も聞きます。
 動物が人の心に与えるものってなんだろう、と考えます。

 まず、愛情。しかも1の愛情に対し10くらいのものを返してくれる感じがします。
 それから自己肯定感。「あなたのことが大好き!」と無条件に肯定されること。
 孤独を癒すぬくもり。
 以前テレビで紹介していたのですが、アメリカかどこかの国で、犯罪を犯した未成年者に、飼い主をなくした動物たちの世話をさせるという取り組みがあるらしいですね。
 自分はその番組を見ていないのですが、でもなんとなくわかるような感じがしました。
 きちんと世話をすれば、動物たちは応えてくれます。
 愛される、という経験はとても大切だと思います。でももしかしたらそれ以上に貴重なのが、愛し方を学ぶ、ということかもしれません。
 『愛情や優しさをどれだけ与えられても救われない時がある、だが他者を愛することによって、初めて人の心は救われているのだ』とどこかの本に書いてありました。

 大人が子供から学ぶことが多いように、人が動物から学ぶことはたくさんあるんだろうなあ、と思いました。
 ちなみに「犬派」とか「猫派」とか言いますが、自分は両方好きです。……でも猫には嫌われるようです。
 犬との暮らしが長いので、匂いが染み付いているのか、そうでないのか。
 でも、ずっと昔、まだ小学生の頃、野良猫が足元にまとわりついてきた、あの柔らかさは今も忘れ難いです。

投稿者 YUKI : 2007年01月28日 08:46

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