2006年11月04日
旅立ち
母が父の元へと旅立ちました。
父が旅立ってから8年間は子供に帰ったような母でした。
そんな母が辛い治療に頑張りぬき旅立ちました。
安らかな穏やかな笑みを浮かべた顔での旅立ちです。
「人生は早いよ」と母が以前に言っていた事を実感しています。
流れの中のこの一瞬は過ぎ去っていくもの。
すべては過去へと。
変えることの出来ない過去
悔いなく生きる事を改めて強く心に誓いました。
力なき母が最後まで生きる事のために頑張る姿。
その姿が生きるということそのものでした。
人が守らなくてはならないものは何よりも命。
それ以外はなんとか、どうにか必ず出来る。
どうぞ、今悩みの中にいるあなた、命はかけがえの無いもの。
命を大切にしてください。
私は心の中に両親への疑問を持っていました。
そのすべての思いが消え、理解することが出来、
また子供だった自分を反省しています。
今は生んで育てられた事への感謝の気持でいっぱい。
この数日間で沢山心に気づき、得られたものがありました。
すべては両親から私への心の遺産です。
有難うお父ちゃんお母ちゃん。
投稿者 春野桃 : 2006年11月04日 14:11