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2006年09月21日
省エネ階段登法
自分の中で、健康に気を使っていることの一つに「なるべく階段を使う」という取り決めがあります。
そう思うようになったきっかけは、第一に「老化は足から来る」という話を聞いたからです。本当なら、毎日ジョギングするなりして、体を鍛えるのが一番いいのですが、なかなかそういう時間がとれないもので。ちなみに、ジョギングをするときは1日30分から1時間ほどやらないと効果がないらしいです。足腰の強化にしろ、ダイエットにしろ。
第二に時折階段がきついと感じるようになったからです。軽快なフットワークに衰えが見えるのは何ともショックな話で、これは何とかしなくちゃいけないと思い、エレベーターやエスカレーターを控え、階段を多用することを決意したのです。
そんな矢先、階段を楽に昇れるコツがあるというサイトを発見し、早速覗いてみたところ、コツを学ぶことに成功しました。そのサイトによると、古武術の演舞の一つを応用するみたいなのですが、方法は意外と簡単で「手と足を同時に動かすだけでいい」とのことです。
要するに、ロボットのようにぎこちない行進をしろということなんでしょうけど、これを試そうとしたところ、頭では意識しているのに、うまく動かすことができませんでした。どうしてもちゃんとした行進になってしまい、「合わそう、合わそう」とやってみても、体は無意識にバラバラに動いてしまい、あえなく失敗。
そこで、両手でそれぞれのズボンのポケットの部分をつかみ、それで手と足を同時に動かそうとしたところ、なぜか足がひょい、ひょいと進むではないか。一歩上ったら、すぐに次の一歩が進み、まるで後ろから誰かに押されているかのようにスムーズに進むことができ、とても便利。気が付けばニ階から六階まで労せず行くことができました。これはやみつきになりそう。
特に道具も必要としないし、誰にでもできるので、日常生活でも十分役に立つのではないかと思います。ただ、傍目からは変な動きに見られるので、多少羞恥心捨てる覚悟が必要となりますが、それを差し引いても試してみる価値はあると思います。ちょっとでもやってみたいと思った人は、是非、一度試しあれ。
余談ですが、新しくできたデパートなどで、階段が目立たない位置に設定されている気がするのは気のせいでしょうか? 非常時に非常階段を探すときなどに、迷わなければいいのですが。
投稿者 龍之介 : 2006年09月21日 01:02
コメント
とんぼさん、コメントありがとうございます。
あれから更に調べてみたところ、「ナンバ歩き」という名称があることが判明しました。かなり奥が深い技法のようですね。
今度はNHKでその古武術の先生が出ている番組を見て、勉強しようかと思います。
投稿者 龍之介 : 2006年09月29日 00:07
おもわず、実行してみてしまいました。
古武術の先生、このごろよくNHKなんかでみかけます。滑車の原理?とか。
簡単な心がけで、体に負担がかからないようにできることが沢山で、なるほど、と思います。
投稿者 とんぼ : 2006年09月26日 10:16