« 叡智と慈悲 | メイン | 心動かされるもの »

2006年08月12日

テレビゲームのお話

 前回、漫画の話をしましたが、今回はゲームのお話。

 日本のサブカルチャーの中で、いまだに悪者扱いされることもあるのが、PS、GBAなどのいわゆる家庭用ゲーム機。
 「子供が家にいるのは仕方ないけれど、ゲームばかりやっているのは心配。なんとかやめさせたい・・・・・・」という親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

 私は子供の頃からゲームが大好きです。世間でゲームが悪者扱いされることが起きると、かなり不満に思いましたし、悲しくもありました。
 ただ、この「悪者扱い」には非常に単純な図式があるように見えます。ゲームを良くないものだと言っている人は、ほぼ100%、ゲームをやらない人である、ということです。

 ゲームをやると現実と空想の区別がつかなくなる、なんて言葉も、ゲームに馴染んだ人ならすぐにありえないってわかるんですけどね。
 最近(?)「ゲーム脳」なんて言葉もあるけど、ショッキングなフレーズだけが一人歩きして実態を顧みない、っていういつもの社会現象に見えます。

 ゲームはまだ歴史も新しく、どことなく特異なものに見えるのかもしれません。でも、要は単なる娯楽、楽しい遊びです。
 人気作家の宮部みゆきさんは自他共に認めるゲーム好き。著名な精神科医の香山リカさんは「テレビゲームと癒し」という本を書いています。機会があればどうかご一読を。テレビゲームに対する見方が変わると思いますよ。

投稿者 YUKI : 2006年08月12日 12:45

コメント

こちらこそ、お返事いただいて、恐縮です。
腹が立つのは、だらだらと生活しているように見えるその行動です。
私もゲームこそすれ、昼間は働いておりますのでそう思えるのです。
息子には、安息の時間が夜なのでしょうね。それも理解できないではないですが・・。
愚痴を言うつもりではなかったんですが、すみません。

投稿者 kawamoto : 2006年08月17日 17:27

 コメントありがとうございます。
 息子さんに対して「ハラがたつ」時というのは、息子さんのことを知るチャンスかもしれません。
 「ハラがたつ」だけで終わってしまうとちょっともったいないので、「私はどうして(何に対して)ハラがたつのか」と考えてみてはどうでしょうか。

投稿者 YUKI : 2006年08月17日 15:23

息子は、夜中にゲームをし通しです。
ゲームは、いいところ、わるいとこと、あります。
私も一度やるとなかなかスイッチを切ることができないので、息子のことを攻めることは出来ませんが、昼間ねて、夜はゲームばかりする息子に、ハラがたちます。
世の中に、息子のような子が沢山いるのだろう、と思います。

投稿者 kawamoto : 2006年08月14日 10:08

コメントしてください




保存しますか?